心について
身体の症状
動悸やめまい・疲労・頭痛などが起こります。
その症状に関係する身体についての診察を受けることが大切です。
全身倦怠感・疲労
疲れの症状を長く感じる場合、まずは体に異常がないか検査したほうがいいでしょう。
身体面での異常がみられない場合は、こころの病気に関する医療機関を受診する事をお薦め致します。
めまい・息苦しい
動悸やめまいなどの場合、背景に重大な病気が隠れている場合があります。
頭痛
頭痛で精神科に行くことに抵抗を感じるかもしれませんが、
こころの病気を治療をすることで、頭痛が軽減される事もあります。
不眠
不眠はうつ病の初期症状としても重要です。
うつ病にかかると、睡眠の障害と日中の気分の障害が起こります。
食欲不振
摂食障害では、しばしば病識がない(自分が病気だとは思っていない、具合が悪いとは思っていない)ことが
特徴として挙げられます。
心理の症状
気持ちが落ち込む・眠れない・イライラすることがあります。
こういった心の症状があるから”こころの病気”だとは限りません。
気持ちがしずむ
精神科と心療内科、どちらがよいのかなど、わからないようであれば、
かかりつけの内科医をまず受診してから、医師を紹介してもらうのもひとつの方法です。
気持ちが落ち着かない
「病的な不安」は「正常な不安」と違って、理由がないのに生じる、
あってもそれと不釣り合いに強い、原因がなくなってもいつまでも続くなどの特徴があります。
怒りっぽくなる
怒りっぽさが数カ月以上にわたって長い間、繰り返し続いている場合は、精神障害の可能性もあります。
幻聴
時間をかけて十分に話を聞いてあげてください。
自分の心配に耳を傾けてくれる人がいると感じるだけで、ご本人はずいぶん安心できるものです。
こころの病名
器質性精神障害
(アルツハイマー病の認知症など)
同じことを言ったり、置き忘れ・名前が出てこないなどの症状があったら、
信頼関係のあるかかりつけ医が適任と思われます。医療への導入が一番難しいです。
精神作用物質使用による障害
(アルコール関連など)
アルコール依存には、身体・精神的な依存があります。
それぞれの依存には特徴的な症状がおこります。
まずはご来院ください。一緒に解決していきましょう。
気分障害
(うつ病)
抑うつ気分や不安、悲哀感、無気力等の精神症状と共に自律神経失調が症状として認められます。
他にも本人が感じる苦痛は不眠、身体的・精神的不調の日内変動などがあります。
統合失調症
100人に1人がかかっている精神疾患です。
治療は、主には薬物療法です。現在では非定型抗精神病薬が第一選択となっています。
適応障害
症状は不安・不眠・自律神経症状などから、行動上の問題まで幅広くあります。
治療は主に、環境調整・精神療法・薬物治療の3つになります。
